少しの時が過ぎて

母の逝去後一週間が過ぎ、母の使っていたレンタル介護ベッド、車椅子、薬のカレンダーなど生活を支えていたものが無くなりました。

そういうことからも改めて母が亡くなったんだなと実感するとともにやはり寂しさが込み上げてきます。
だけれども少しずつ日常は戻ってきます。
戻していかないといけないなとも思っています。

そういえば訪問診療の先生、訪問看護の看護師さんもとても良い人達でした。

その中でこんなやりとりがありました。

先生にお礼のLINEをしました。

「母の療養本当にお世話になりました、そしてありがとうございました。

先生のおかげで父と私で呼吸を止まる最期の瞬間を看取る事ができました。

在宅は母の希望でもありましたし。

これからは母の気持ちを胸に、父を支えながら生活して行こうと思います。

しばらく父が心配なので父が先生の病院に行かないようにケアします。

行っても〇〇先生がいるから安心ですが。

先生には母はもちろんですが僕も父も精神的にとても支えられました。

重ねてになりますが本当にありがとうございました。」

そうするとこのようなお返事をいただきました。

「丁寧な心のこもったお言葉ありがとうございます。

そう言っていただくと、この仕事をしていることに誇りが持て、医者冥利に尽きます。

これから本当にお寂しくなると思います。

確かにお父様が元気で居られるかは心配ですね。奥さんへの愛は深かったですから。

私もお父さんを元気づけるように頑張ります」

こんな返信をしてくれました。

今まで仕事でいろいろな先生と話す事がありましたし自分がかかっていた病院での先生を含めてもこんな先生がいるんだな、母はこの先生と出会えて看取ってもらえて良かったなと心から思いました。

これから先、以前の記事にもありましたが自分のことよりも父のメンタルを兄弟で協力して軽くしてあげたいものです。

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