抗がん剤(パドセブ)の効果は相応にあり、がんは縮小し、一見良い方向に向かっているかと思いましたが副作用が強かったという記事を書きました。
抗がん剤により体のだるさ、食欲不振は続き、体力が落ちていく。それは休薬してからも続きました。
食事が取れないことが続き、エンシュアを中心になんとか食べられるもの、飲めるものを飲食していましたから1日の摂取カロリーとしては足りていない状態でした。
食べなきゃいけないとわかっていても食べる気にならない。食べたら気分不快で吐き気が出てくる。
家族としても体力がないとがんと戦えない、なんとか食べてほしいな。と思っていましたがよく考えたら本人の方がしんどいのは当たり前、母の方がそんな思いだったのかなと思います。
ただそれが抗がん剤からによるものなのか、がんそのものからくるものからなのかわかりません。
それは医師にもわからないんじゃないかなと思っています。
ここらはあくまで個人的な感覚として感じたことですが、パドセブ自体が比較的新しい薬なのでまだ臨床データが少なく明確な副作用がわかっていない、治療をしながらの生活での注意点がわかっていないのかなと思っています。一応パドセブの冊子はありますけどね。
あとは患者側から聞かないと抗がん剤はアルブミンが低いと効果がしっかり発揮できない(語弊があるかもしれませんが)とかアルブミンが低いと副作用が強くなるなんて医学、薬学を学んでなければ知らないと思います。
なのでその説明なんかも聞けたら理解に繋がるし納得いく治療の選択にも繋がると思います。
もちろん自分たちから情報収集することも大切です。
ただネットの情報を鵜呑みにするのも良いことばかりとは言えないので気をつけたいと思います。
また少し話が逸れてしまいました。
抗がん剤を中止してから2ヶ月とかでがんは進行していました。
痛みは1日2回ほどのカロナールと時々頓服のトラマドールでコントロールできており、目立ってがんが悪さするということはなかった印象ですがめだってなかっただけで体内では色々なことが起きていたんですね。
がんが大きくなっていたこともそうですが血液検査で今まで正常値だった尿酸値が上がってきたり他の数値も悪化して特にカルシウムの値が大幅に上昇していました。
意識レベルが低くなった時に排尿が少なく、脱水かなと思いましたが訪問の先生から体内のミネラルのバランスが崩れるとこういう状態になることがあるよ。と教えてくれました。
そこで水分摂取とカルシウム拮抗薬を提案されます。
先日そうなった際にはデカドロンというステロイド剤を服用すると覚醒具合が回復しました。
たまたま水分との調節がうまくいってカルシウムとのバランスが取れたのかもしれません。
長々と書いてしまいましたが今日はここら辺にして、次も抗がん剤を中止してからの生活の続きを綴っていこうと思います。
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