訪問診療の先生から今の状態を見ると、週単位と考えたほうがいいと思います。
と言われました。
現在の母の状況はもう自ら口渇訴えや体の痛み訴えをしてくることはありません。
声掛けには頷いたり、なんとか首を横にふったりと反応はあります。
2つ前の記事でも記載しましたがspo2が一時90を下回ったりすることもあり在宅酸素も始まりました。
今日は午前中に訪問診療、午後に訪問看護がありました。
訪問診療では大学病院の医師が訪問診療もやってくれているのですがその先生が来てくれました。
その先生が担当医になってから3ヶ月ほどですが本当に親身になって診察してくれます。
また、訪問看護も大変よくケアを行なってくれます。
両方とも共通しているのが患者と家族に寄り添ってくれること。
当たり前のことを言っているかもしれませんが、意外とそうでもなくて病院へ診察へ行っても大して話を聞かず淡々と事実を伝え、言い方に語弊があるかもしれませんが冷たい印象の先生がいたり、与えられた業務だけ行う方もいる中でこのような対応をしてくれる訪問診療と訪問看護の担当の先生、看護師さんに来てもらっていることはラッキーなことだと思います。
そういえば、先日、看護師さんとお話をしているときに上記の話を少ししたことがありました。
「本当に寄り添ってケアに当たってくれてありがとうございます。
母もありがたいねと言っていました」と伝えると、「いえ、こちらこそ、ご家族みんなで協力してくれてありがとうございます。〇〇さん←母の名前がそういう方だからそういう人が集まってくるんですよ。」
と素敵な言葉をいただいたことがありました。
介護の仕事をやっている時も素敵な場面には出会いましたがこの母のケアを行い、看取りに入ってきてかけがえのない経験をさせてもらっています。
そして私が人生で1番お世話になった母、その母を支える父、医師、看護師さん、本当に人に恵まれたなと感じています。
ただ、もう意思の疎通がうまくできないし、苦しそうだし一緒にいることのできる時間はあとわずかだというのはわかっていますが母への感謝の気持ちを込めてその時まで寄り添おうと思います。
あと、また先日記載した内容になりますが、訪問診療、訪問看護、リハビリなんかを行う場合起因とする病気によっては医療保険が優先されますからそう言った場合にはしっかり必要な医療的ケアを受けてほしいですね。
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