少しずつ日常へ戻す

母が亡くなり、ひと月が過ぎようとしています。

父は仕事を再開しており僕は4日から新しい職場で働いています。父は76歳で来年喜寿なのに週4働いています。さすがに少しずつ体力や歯、聴力が衰えてきたと嘆いていますがまだまだ元気ですし元気でいてもらいたいです。

そのためにも年に1度は健康診断を受けて、体に少しでも違和感があればすぐに受診するように伝えています。父の場合母と違い、なにかあれば我慢しないのですぐ病院に行ってくれるので少し安心ですが。もう近い人を失いたくありませんが父も高齢ですし自分もそういう事とむきあわなくてはならない歳になってきたんだなと感じています。

と言いつつ自分も健康診断は受けていますがバリウムはやらないし生活改善しなさいと言われているのになかなか改善できません。少し体重を落としなさいくらいですが。

昨日、母のお焼香に来てくれた恩師へお礼に行ってきたのですがその方とはもう30年近くの付き合いで今でも年に1回以上会います。

野球関係の人なのですが恩師ももう50歳を超えています。蛇足ですがその人の恩師、僕にとってはその人の恩師ですからボスに当たる人がいます。その方は78歳です。少しずつ言葉が出てこなくなったり歩くのが遅くなったりと周りの人達がそう感じているそうです。それは僕も感じていますので会える時に会う。そうしていこうと思います。ある程度歳を重ねてきて会いたい人と会いたい時に会える機会を作る。これを重要視したいと思うようになりました。

特に友人はそう思います。自分が大切にしたいと思っていて相手も自分を大切にしてくれる友人だけと付き合っていけばいいのかなと思うようになりました。実際そんな付き合いのある人が20人も30人もいるわけじゃないですからね。自分の場合、月に一度以上連絡を取る友人は何人いるか?3人か4人くらいでしょうか?

それが多いか少ないかはわかりません。気がすすまないのに連絡を取る必要はないし40歳を超えたらそんなことに時間を使っていられませんから。

母の話しに戻ります。母が希望するお墓は北海道にあります。そこに埋葬するのに期間が設けられていて来年、暖かくなるのを待って骨を埋めに行ってきます。それまでは日々あった事を報告しながら見守ってもらおうと思います。それ以降も報告はしますが「影は瞼に、想いは胸に。」と友達が素敵な言葉をかけてくれたので心の中で会話しようと思っています。

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