医療を必要とした在宅生活

なんだかケアマネの課題の題材みたいなタイトルになっていますが少し書いてみようと思います。

最近仕事で遅かったりするので定期的にかけないのでのんびりなスタイルになりつつあります。過去の記事を読み返すと心境の変化とともに少しずつ文面も変わってきているのが自分でもわかります。

母の使っていたサービスは訪問診療、訪問看護、訪問リハビリ、福祉用具貸与(介護ベッド)です。

そのうち、それらサービスが必要となった要因ががんですから訪問系の診療、看護、リハビリは医療保険から。介護ベッドは介護保険でのサービスとなります。

母はじんろうを造設していたのですが、じんろうを造設したら尿の流れを作らなくてはならないため高さが必要なので布団での生活が難しくなります。

不思議なのがそのベッドを使う理由ががんが起因なのにそこは介護保険の適用となることです。どちらでも良いんじゃない?と思うかもしれませんが意外と大きいことなんです。抗がん剤治療の費用は、健康保険が適用されるため、自己負担の割合は年齢によって異なります。

  • 75歳以上:1割
  • 70~74歳:2割(所得によっては3割)
  • 70歳未満:3割

また、1ヶ月間に病院に支払う医療費が一定額を超えた場合は、高額療養費制度が適用され、医療費の自己負担には上限が設けられます。と説明があります。

母は71歳で一般的な収入だったため抗がん剤の治療を受けると月の支払いの負担上限になるため訪問診療、訪問看護、訪問リハがそれなりに経済的な負担が減りました。なので介護保険、医療保険どちらかというのはかなり違いがあります。

あとオムツ、パット類の市区町村の補助ですね。あれも区市町村の役場の担当に問い合わせましょう。おおよそ7000〜10000円くらいまでが1割負担で購入できます。ここも3割まで負担が増減します。といろいろな補助が受けられますがこれは申請しないといけませんし知らないと使えません。

ケアマネや病院の相談員も得意分野と不得意なことがあると思いますのでいろいろ聞いてみて自分でも調べていけば良いと思います。でもなによりも体調の変化、不調は早期発見、早期治療です。大切な人を守るため一緒にいる時間を長くするために。

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