パドセブの副作用

前回の記事の終わりに書いたようにがんと診断されてから7ヶ月で3つ目の選択肢、パドセブが始まりました。また、リンパ、肺にも転移があるということでより厳しい戦いになることがわかりました。
やはり新しい抗がん剤ということで未知な部分があったり患者に対して試している部分もあるのかなというのが正直な想い。今回は日常生活の変化を書いていこうと思います。
ここら辺から自分が感じた思いを綴っていけたらとも思っています。

この記事でわかること
抗がん剤パドセブ投与後の効果、副作用、日常生活の変化
家族、自分が感じた葛藤

パドセブが始まって2ヶ月ほど経過した時の様子です。
効果としてはかなり効いていたようで膀胱がんはもちろん、肺とリンパのがんも小さくなっていました。
家族としても素直に嬉しかったです。
ただ、やはりそれだけ強くがんを縮小させるということは副作用も強いんですね。
前回の記事に少しだけ記載した通り投与した直後は特に大丈夫なのですが3日目から6日目にかけてはだるさがすごく、起き上がれないことが多くありました。1クールは3週間、週1回の抗がん剤投与を行っていたのですが治療過程はこんな感じです

★治療スケジュール
症状や経過に合わせて治療スケジュールが変わることがあるとのことでした。
1 日目、 8 日目、 15 日目にパドセブ投与
16~28日目休薬

★起こりやすい副作用として記載されていました。
〈血液検査からわかる副作用〉
白血球減少
白血球は体内へ進入した細菌から体を守る重要な役割があり、治療開始後10~14日頃に最も少な
くなり、菌やウイルスに感染しやすくなります。
⇒日頃から手洗い、うがいなどの感染対策を! 白血球が少ない時期は人ごみを避けましょう。
貧血
副作用による貧血の場合、めまい、ふらつきなどの症状としてあらわれることがあります。場合に
よっては、薬で治療をしたり、輸血をすることもあります。
血小板減少
血小板は出血した時に血を止める働きがあります。血小板が少なくなると、歯肉からの出血や内出
血、鼻血などがおこりやすくなります。
⇒血小板が少ない時期は、ケガをしないように注意して下さい。
〈ご自身でわかる副作用〉
末梢神経障害
治療を開始した直後に、手足がしびれることもあれば、徐々にしびれが出てくる場合もあります。
治療を終えても、しびれが回復するまで時間がかかります。
⇒日常生活に支障が出る時は、主治医に相談して下さい。
脱毛
抗がん剤の種類や患者さん個人によって違いはありますが、治療開始2~3週間後から抜け始めま
す。髪以外の部分(まゆ毛、ひげ、体毛など)でも同様におこります。治療が終了すれば、少しず
つですが生えてきます。
⇒脱毛が気になる場合は、医療用かつらやウィッグ、帽子などをお勧めします。
食欲不振
治療開始後翌日から食欲が落ちることがあり、吐き気止めで対応することがあります。多くの方が
一週間ほどで回復します。
⇒無理をせず、消化の良い物や食べられそうな物をとるようにして下さい。
倦怠感
治療開始2、3日後に症状があらわれることがあります。また、治療が継続することで徐々に出て
くることもあります。症状が強い場合には、お薬で対応することがあります。

と注意事項がありました。

こんな感じで治療を行い、副作用が出ました。
母の場合は倦怠感、食欲不振が顕著でした。
どんどん痩せていく母を見るのがきつかったですね。
次の記事では少しずつできないことが増えてきて日常生活動作にも手伝いが必要になってきた内容を記載していこうと思います。









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