抗がん剤を休薬したことと自覚症状

がんがわかってから一年が経とうとしたころでしょうか。
パドセブ投与後3日目から6日目寝込む生活が続き、パドセブ自体を開始して5ヶ月ほど経ったころです。治療を重ねるたびに体力、気力が奪われ、そばで見ていると抗がん剤に負けて命を落としかねないと感じ始めました。

そのころはエンシュアを2缶、ハイカロリーのものを飲むのを目標にしていました。
エンシュアのハイカロリーの物は250ccで375キロカロリーあるのでそれを2缶、他には食べられるものをなんとか食べる感じでした。果物、プリンなどは食べやすかったみたいです。

ここらでまた少し脱線。
母ががんだとわかる前のことですが以前の記事にもあるとおり大学病院に行く半年前くらいから排尿痛、微量の血尿があったとのことでしたが、その時のかかりつけ医が抗生剤を処方して改善したからと経過観察としていた時に精密検査をしてくれて早期の発見につながっていれば完治が望めたのかなと思うとやっぱり悔しい気持ちは強くあります。
排泄のことは家族にもあまり言わないことが多いと思いますが出血があったり、便秘が続く、痛みを伴うということがあれば絶対相談してほしいと思います。

何かいつもと違うことがあれば精密検査して何もなかったら安心。
それでいいんだと思います。ただ病院嫌だから行きたくない気持ちもすごくわかります。
でも健康の方が大事です。近しい人間が弱っていく姿をみるとよりそう思います。


話を戻します。
パドセブの休薬について、母、父はもちろん、兄弟含め家族で話し合って、一旦休薬して体力の回復を待って治療を再開できないか医師に相談しました。
医師もその相談に対してはそうしてみましょうかと言ってくれ、一旦休薬することになりました。
休薬した後も体調、体力が回復したとは言えませんが寝込む時間は減りました。
ただ、食欲不振、気分不快は改善されず、しんどそうなのはあまり変わりませんでした。
食欲不振、気分不快はもう抗がん剤の影響というよりもがんそのものからくる病状だったんだなと感じています。

今回は短めの記事になりましたが、次は闘病中の気分転換方法や家族の思い、工夫したことなどを書いていこうと思います。





コメント

タイトルとURLをコピーしました