徐々に弱っていく母、母と子の感情

抗がん剤を休薬して少し体調が回復してきたと思ったら悪くなる。
それを繰り返し徐々に弱っていく母を見ているのはきつかったです。
今回は抗がん剤の副作用から体調が回復せず、少しずつ自由が奪われる母のやり切れない思い、家族としての葛藤を書いていこうと思います。

ひと月ごとでみるとひと月前にできていたことができなくなる、やろうと思っても体が言うことを聞かない、原因不明の痛みが出てくる。
がんと診断されて1年3ヶ月が経過したころはそのような状況の母。

以前の記事で葛藤があったこと、考えが変わっていったことと言うことで少し触れたかもしれませんが、がんが直接筋力低下を引き起こすものではないと言うことで僕自身もやれることはやらないと介助量が増えるし母もやれることはやると言っていたので歩ける時は歩く、トイレに行く、リビングにきて水分、食事をとる。
上記のことは続けていきたい、やっていこうよ。と母も希望していましたが「できない」「やりたくない」「明日またやるから」と言い始めるようになりました。
仕事をしている時はまあ、強制する必要もないか、別に次でも良いか。と割り切れるものですがやはり身内となると違う感情が芽生えるんだなと思いました。

ベッドから起きない、ベッドサイドでベッド柵に掴まって端座位になることも体が痛いからやりたくない、動きたくないなどと言うようになりましたと記載していますがそれをその通りにしたらほんとに何にもできなくなるしそれこそ回復が見込めなくなるんじゃないかと思いました。

必死にやれることをやるよりも母が安楽に過ごせるようにした方が良いのかもしれないし、やったほうがいいのかもしれませんが母の気持ちを優先するべきかなと。

今は母がやれるペースでやれることをやっていけば良いのかなというところに落ち着きました。
そろそろ今までの回顧記録から現実に近くなってきたので日常の母のケア、保険サービスなどのやり取りを混ぜたブログになるかなと思います。
スタンスは今までと変わりませんのでこんな感じで書いていこうと思います。








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